採用・定着

介護のSNS運用代行の選び方|依頼先4タイプと契約前の6項目

監修者森永 大樹

SNS運用代行の会社を3社ほど調べてみたものの、料金の幅が広すぎて何を基準に選べばよいのか分からない。介護施設での実績がある会社をどう見分ければよいのかも判断がつかない。外注を決めた施設様から、こうしたご相談をいただきます。

この記事では、依頼先を4つのタイプに分けて、任せられる範囲と施設側に残る作業で比べる方法を整理します。料金だけを横に並べても、含まれる工程が違うため比較になりません。契約前に確認する6項目、介護施設だから確認したい撮影の段取り、そして当社が向かない場合まで書きます。

医療介護福祉の法人様を100社以上支援しているケアプラが、商談でお受けするご質問をもとにお伝えします。

この記事の結論|依頼先は4タイプに分けて比べる

以下は公開情報から読み取れる一般的な傾向で、実際に任せられる範囲は会社ごとに異なります。

タイプ

任せられる範囲

施設側に残る作業

①総合のSNS運用代行会社

企画・投稿・分析まで幅広く

介護現場の事情の説明、撮影可否の判断

②採用に特化した支援会社

採用広報としての発信設計

撮影の段取り、応募後の対応

③動画制作会社・フリーランス

撮影・編集など制作工程

企画、投稿と運用、効果の検証

④介護・医療福祉に特化した支援会社

業界事情を前提にした企画から運用まで

撮影の段取り、公開前の確認

どのタイプに依頼する場合も、撮影の段取りと写真・動画の確認は施設側に役割が残るのが一般的です。 範囲は契約内容によって変わるため、ここを誰が担うかを先に決めていない状態で契約すると、素材が集まらずに運用が止まります。

比べる前に決める2つ|「任せたい」のか「できるようになりたい」のか

依頼の目的がこの2つのどちらかで、必要な契約内容が変わります。ここが決まらないまま相見積もりを取ると、金額だけの比較になります。

2つの目的で、契約の中身が変わる

「業務を代行してほしい」のか、「自社で運用できるようになりたい」のか。当社の商談でも、この整理がつかないまま比較を始めている施設様は少なくありません。

前者であれば、論点は業務範囲です。撮影・編集・投稿・コメント対応のどこまでを任せるのか、施設側に残る作業は何かを線引きしておく必要があります。

後者であれば、論点はノウハウの移管とレポートの設計に移ります。担当者が引き継げる形で手順が残るのか、レポートが「次に何をするか」まで示す内容になっているのか。同じ「SNS運用代行」という名前でも、この2つは必要な契約内容が別物です。

社内で決めておく3点

問い合わせの前に、次の3点を社内で言語化しておくと比較の軸が定まります。

  • 目的:採用応募を増やしたいのか、職員の定着や職場の雰囲気を外に伝えたいのか
  • いつまで続けるか:期間を区切って試すのか、継続的な広報活動として位置づけるのか
  • 誰が窓口になるか:施設側の連絡担当と、撮影に協力する職員の範囲

特に3点目は見落とされがちですが、どのタイプに依頼しても施設側の窓口は必要になります。担当者が決まっていないと、契約後に更新が止まる原因になります。

なお、そもそも外注すべきか、まずは自社で始めるべきかを迷っている段階の施設様もいらっしゃると思います。その判断は依頼先選びとは別の論点になりますので、SNS採用(SNSを入口にした採用活動)の進め方は介護施設のSNS採用のやり方を4ステップで解説した記事をご覧ください。

依頼先4タイプの違い|任せられる範囲と、施設側に残る作業

4タイプで任せられる範囲が違います。含まれる工程の差が、そのまま施設側の作業量の差になります。

以下は公開情報から読み取れる一般的な傾向で、実際の範囲は会社ごとに異なります。

タイプ

任せられる範囲

施設側に残る作業

向いている施設

①総合のSNS運用代行会社

企画・投稿・分析まで幅広く対応。複数媒体をまとめて任せられる場合が多い

介護現場の事情の説明、撮影可否の判断、原稿の事実確認(会社により差がある)

発信の型を整えたい施設

②採用に特化した支援会社

採用広報としての発信設計。求人媒体や採用サイトとあわせた提案

撮影の段取り、職員の出演調整、応募後の対応

応募獲得を最優先する施設

③動画制作会社・フリーランス

撮影・編集など制作工程が中心

企画立案、投稿と運用、コメント対応、成果の検証(契約により異なる)

素材の質を高めたい施設

④介護・医療福祉に特化した支援会社

業界事情を前提にした企画から運用まで

撮影の段取り、写真・動画の最終確認

現場の説明工数を減らしたい施設

①総合のSNS運用代行会社

業種を問わず幅広く手がける会社です。媒体ごとの知見が蓄積されており、複数媒体をまとめて任せられる体制を持つ会社もあります。一方で介護現場の事情は施設側から説明する前提になりやすく、利用者様の写り込みや職員の出演可否の判断は、施設側に残る場合が一般的です。

②採用に特化した支援会社

採用広報の文脈でSNSを位置づけ、求人媒体や採用サイトと組み合わせた提案をする会社もあります。応募獲得を目的に据える施設様とは相性が良い一方、職場の雰囲気づくりや定着を目的とする発信は範囲外とされる場合があります。契約前に目的を伝えて確認しておくと、ずれが起きにくくなります。

③動画制作会社・フリーランス

撮影・編集といった制作工程を強みとする依頼先です。素材の質は上がりやすい一方、企画の立案や投稿後の運用、コメント対応、効果の検証は施設側に残る傾向があります。「作ってもらう」ことと「運用してもらう」ことは別の業務だと整理しておくと、見積もりの読み方も違ってきます。

④介護・医療福祉に特化した支援会社

業界の事情を前提に会話が始まるため、現場の説明にかかる工数が減りやすいタイプです。当社も大阪本社以外の地域(埼玉・愛知・岐阜等)で採用支援の実績があります。ただしSNS運用代行では撮影で現地に伺うため、対応できる範囲は地域によって異なります。対応できる媒体や制作の幅も会社ごとに差があるため、範囲の確認は必要です。

安く見える見積もりは何が違うのか

見積もりの差は、多くの場合「作業の質」ではなく含まれている工程の範囲の差です。企画立案、撮影の同行、コメント対応、月次の振り返りといった工程が見積もりに入っていなければ、その分の作業は施設側に戻ってきます。

費用が何によって決まるのかは介護施設のSNS採用代行の費用の決まり方で詳しく整理しています。比較するときは、金額の欄ではなく業務範囲の欄を並べてみましょう。同じ条件に揃えたうえで、自施設の担当者が引き受けられる作業量かどうかを確認すると、実質的な負担が見えてきます。

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介護施設のSNS運用代行の依頼先4タイプを、任せられる範囲・施設側に残る作業・向いている施設で比較した表

介護施設だから確認すること|撮影と写り込みの段取り

介護施設では、利用者様の写り込みと職員の顔出しをどう扱うかが運用の前提になります。代行会社がこの段取りを持っているかを確認します。

一般企業向けのSNS運用と介護施設のSNS運用がもっとも違うのは、撮影する場所が利用者様の生活の場である点です。レクリエーションの様子も、食堂での何気ない一場面も、背景には必ず誰かの暮らしが写ります。ここを「撮ってから考える」進め方にしてしまうと、投稿の直前や公開後に判断を迫られることになり、現場での確認と調整に時間を取られます。

撮影の確認フローを誰が作るか

施設側が決めるべきことと、代行会社に段取りを持ってもらうことを、契約前に切り分けておきます。

  • 施設が決める:写り込みや顔出しの取り扱いをどう確認するか、誰が最終判断をするか
  • 代行会社に持ってもらう:撮影前のすり合わせ、公開前の確認の出し方、修正依頼の受け方
  • 一緒に決める:撮影してよい場所・時間帯、避ける場面の線引き

施設として何を決めておくかは介護施設のSNS運用ルールで決める8項目にまとめました。法令や同意の扱いは施設ごとの方針と顧問の判断によりますので、ここでは「代行会社が確認の段取りを持っているか」を選定の観点に置きます。提案の段階で、公開前に誰がどの順番で確認するかを説明できる会社であれば、運用が始まってからのやり取りも整理しやすくなります。

現場に入る頻度と方法

撮影の進め方には、代行会社が施設に足を運ぶ形と、施設側で撮った素材を送る形があります。どちらが向いているかは、現場が撮影に割ける時間で決まります。

介護現場では、撮影のためにまとまった時間を空けることが難しい日もあります。訪問型であれば職員の手間は減りますが、訪問の頻度と日程調整の負担がかかります。素材送付型であれば日程の自由度は上がりますが、「何を・どう撮るか」の指示がどこまで具体的かで仕上がりに差が出ます。見学や面談の場で、どちらの形を前提にした提案なのかを確認しておくと、契約後の認識のずれを防げます。

「拡散します」と言う会社には理由を聞く

提案の中で自社アカウントでの拡散を強調された場合は、それが施設の採用にどうつながるのかを具体的に伺いましょう。

当社も商談で「御社のSNSで紹介してもらえるのか」というご質問をいただくことがありますが、自社SNSでの拡散を安易にお約束しないようにしています。フォロワーの属性と施設が採用したい人材が重なるとは限らず、採用に直結させる使い方は個別の設計が必要だとお伝えしています。リーチの大きさそのものではなく、誰に届けてどう応募につなげるかを説明できるかどうかが、確認したい点です。

契約前に必ず確認する6項目|範囲・期間・権利・体制

業務範囲・契約期間と解約条件・成果物の権利・担当者・レポート・追加費用の6項目を書面で確認します。とくに権利の確認は見落とされがちです。

提案書と見積書だけでは、運用が始まってから「これは範囲外です」となる部分が残ります。口頭で合意した内容も含めて、契約書か覚書のどこに書かれているかを1項目ずつ照らし合わせます。

6項目の一覧

確認する項目

確認の仕方

確認しないと起きやすいこと

①業務範囲

撮影・編集・投稿・コメント対応・企画のどこまでが含まれるかを、作業単位で書面に列挙してもらう

投稿はしてもらえるが撮影は施設側、といった前提のずれが運用開始後に出ることがあります

②契約期間と解約条件

最低契約期間の有無、解約の申し出時期、途中解約の手続きを条文で確認する

やめたいときにすぐやめられず、成果が出ないまま期間を過ごすことがあります

③成果物(写真・動画・アカウント)の権利

撮影データと編集後データの所有権、二次利用の可否、契約終了後の扱いを書面で確認する

契約終了後に素材を使えず、採用パンフレットや自社サイトに転用できないことがあります

④担当者と体制

実際に担当する方の役割と、窓口が誰になるかを確認する。可能なら契約前に会う

商談の担当者と運用の担当者が別で、話した内容が引き継がれないことがあります

⑤レポートの内容と頻度

どの指標を、どの頻度で、どんな形式で受け取れるかを事前に見せてもらう

数字だけの報告が届き、次に何を変えるのかが分からないことがあります

⑥追加で費用が発生する条件

追加費用が発生する作業の種類と、発生前に承認を挟む流れを確認する

想定していなかった請求が発生し、社内で説明できないことがあります

成果物の権利は契約終了後まで確認する

権利の確認は、契約中ではなく契約が終わったあとを想定して行います。

SNSで使った写真や動画は、採用パンフレット、施設見学の案内、自社サイトの求人ページなど、他の場面でも使える資産です。ただし、この扱いは契約ごとに異なりますので、必ず書面で確認してください。当社のSNS運用代行では、制作した動画の所有権はお客様のものとし、二次利用もしていただける形にしています。アカウント自体の名義や、運用終了後のログイン情報の引き渡しについても、あわせて確認しておくと安心です。

担当者に契約前に会えるか

当社の商談でも「運用を実際に担当する方と契約前に一度話せますか」というご要望をよくいただきます。当社のSNS運用代行を含む採用支援では、契約後に担当責任者(プロジェクトマネージャー=案件全体の進行管理役)を配置しており、ご希望があれば契約前の顔合わせも調整しています。

現場に足を運ぶ可能性がある以上、担当する方の人柄や介護現場への理解度は、提案書からは読み取れない部分です。顔合わせを依頼したときの反応そのものが、体制を確認する材料になります。

6項目の確認は、内製と外注のどちらを選ぶかの検討とあわせて進めると、論点を整理できます。SNS採用 内製・外注 判断シートを無料で受け取る

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介護施設がSNS運用代行を契約する前に確認する6項目(業務範囲・契約期間と解約条件・成果物の権利・担当者と体制・レポート・追加費用)の一覧

成果をどう見るか|フォロワー数ではなく応募で見る

見るのは応募数と、そこからの面談・入社です。当社の支援実績では応募から入社に至るのは4人に1人程度で、目標人数から逆算できます。

運用代行を依頼すると、毎月のレポートにはフォロワー数や再生数が並びます。これらは大切な指標ですが、施設が最終的に必要としているのは採用です。フォロワーが増えても応募が1件も来ていなければ、その運用は目的に届いていません。逆に、数字が控えめでも問い合わせが届いているなら、方向性は合っています。

とはいえ、開始した月から応募を求めるのは現実的ではありません。当社では、SNSは3ヶ月で兆しが見え、6ヶ月で応募につながると考えています。段階ごとに見る指標を変えることで、途中で判断を誤らずに済みます。

段階ごとに見る指標

時期

見る指標

判断

1〜3ヶ月

投稿が計画どおり続いているか、どの内容が見られているか

続く体制が作れていれば順調。応募がないことは問題視しない

4〜6ヶ月

プロフィールの閲覧、採用ページへの遷移、保存や問い合わせ

見た人が動き始めているかを確認。ここで反応がなければ内容を見直す

6ヶ月以降

応募数、面談数、入社数

応募が届いているかで継続を判断。届いていれば内容を増やす方向へ

この3段階を契約前に依頼先とすり合わせておくと、「3ヶ月目に応募がないから失敗」という早すぎる判断を避けられます。反対に、6ヶ月を過ぎても採用ページへの遷移が生まれていない場合は、投稿内容と施設の求人がかみ合っていない可能性があります。

目標人数からの逆算

必要な人数が決まっているなら、そこから必要な応募数を割り戻します。応募いただいた方のうち入社に至るのは4人に1人程度というのが、当社の支援実績での水準です。この割合を当てはめると、1人の入社に対して4人程度の応募が1つの目安になります。2人採用したい場合は8人程度と考えれば、月あたりに必要な応募の水準も見えてきます。

この逆算をしておく価値は、目標を持てることだけではありません。依頼先との会話が「フォロワーが増えましたね」で終わらず、「必要な応募数に対して今どこにいるか」に変わります。定例の打ち合わせで毎回この数字を確認する形にしておくと、投稿内容の見直しも判断しやすくなります。

なお、応募から入社までの割合は、施設の条件や面談の進め方によっても動きます。数ヶ月運用したら、自施設の実際の数字に置き換えて逆算し直すことをおすすめします。

介護施設のSNS運用代行の成果を1〜3ヶ月・4〜6ヶ月・6ヶ月以降の段階ごとに、見る指標と判断で整理した表

当社の場合|向いている施設と、向かない施設

当社は介護・医療福祉に特化し、撮影から運用・採用の設計までを一体で支援しています。一方で、すぐに応募を増やしたい場合には向きません。

ここまで見てきた確認項目を、当社自身に当てはめてご説明します。判断材料にしていただくため、向かないケースも正直に書きます。

提供している内容

当社が担うのは、ショート動画の制作を軸とした運用と、そこから応募につなげるための採用の設計です。撮影は当社が入り、施設の負担を段取りの部分に絞ります。運用中は月次のレポートと定例の打ち合わせで、応募数を含めた状況を共有します。これまで医療介護福祉の法人様を100社以上支援してまいりました。個別の提供範囲はSNS採用支援のサービスページをご覧ください。

向いている施設・向かない施設

向いているのは、次のような施設様です。

  • 中期で採用の土台を作りたい。今すぐではなく、半年後・1年後に応募が続く状態を目指している
  • 現場の様子を見せられる。職員の表情やケアの場面を、無理なく外に出せる雰囲気がある
  • 撮影の段取りに人を出せる。当日の案内役や公開前の確認を担う方を決められる

一方で、次の場合は当社の支援は向きません。依頼先を変えても事情は同様と思われるため、先に別の手段を検討されたほうが早く解決します。

  • 今月中に応募がほしい。前の章で触れたとおり中期で効く手段のため、直近の欠員補充には間に合いません
  • 給与・シフトなど条件面の見直しが先に必要。発信で見え方は変えられますが、条件そのものは変えられません
  • 撮影に協力できる職員がいない。現場に一切負担をかけられない状態では、施設らしさのある動画が作れません

商談では「他社と比べてどうなのか」を率直にお尋ねいただくことが多く、当社では自社が向かないケースも含めてお伝えするようにしています。合わない状態で契約に進んでも、施設様にとっても当社にとっても続かないためです。

判断に迷う場合は、直近の欠員を別の手段で埋めながら、並行して土台を作るという進め方もあります。訪問看護ステーションA社様は、人材紹介料に年間約300万円を支出されていました。検索経由でお問い合わせをいただき、2日で当社のSNS採用支援の導入を決められています。紹介に頼り続ける状態を変えたい、というご判断です。紹介料そのものを下げる手順は人材紹介料の削減方法と自社採用への切り替え試算で扱っています。

まず試す方法

いきなり長期の契約を決める必要はありません。SNS採用について無料でご相談いただけます。現状の求人と現場の状況をうかがったうえで、そもそもSNSが向く局面かどうかからお話しします。

もう少し実物で確かめたいという場合は、運用代行の本契約とは別のメニューとして、動画制作だけを単発でお試しいただけます。撮影の段取りが自施設で回るか、職員がカメラの前で自然に話せるかを、契約前に確かめられます。なお、当社の運用顧客への満足度アンケート調査では満足度90%以上という結果でしたが、相性は施設ごとに異なります。まずは小さく確かめていただく進め方をおすすめしています。

当社は医療介護福祉の法人様を100社以上支援しています。自施設に合うかを無料相談で確認する(ご相談いただけるのは、採用・職員体制づくり、ホームページやSNSでの情報発信の領域です)。お電話は 06-4400-1681(受付9:00〜20:00・日祝除く)へ。

介護施設のSNS運用代行の選び方に関するよくある質問

Q. 費用の相場はどのくらいですか

依頼する業務範囲によって大きく変わるため、相場という一つの数字では比べられません。月の投稿本数、撮影の有無、コメント返信や採用ページの設計まで含むかどうかで、中身は大きく違います。見積もりを取るときは、この前提をそろえたうえで並べてください。費用が何によって決まるのかは介護施設のSNS採用代行の費用の決まり方で詳しく扱っています。

Q. どこまで任せられますか(撮影・コメント返信)

依頼先のタイプによって範囲は異なります。撮影から編集・投稿まで一括で担う会社もあれば、施設が撮影した素材の編集と投稿のみを担う会社もあります。コメントやダイレクトメッセージへの返信は、応募希望の連絡が混ざるため、対応の線引きを契約前に決めておくことが大切です。

Q. 契約終了後、アカウントと動画は自社に残りますか

契約によって扱いが異なるため、必ず書面で確認してください。アカウントの管理権限が依頼先名義のままだと、解約時に引き継げないことがあります。動画データの所有権と、終了後も使い続けられるかどうかも確認点です。当社の場合は、制作した動画の所有権はお客様のものとしています。

Q. 介護業界の実績がない会社に頼んでも大丈夫ですか

実績の有無そのものより、撮影の段取りを持っているかを確認してください。介護施設の撮影では、利用者様の写り込みへの配慮、ご家族への確認、勤務時間内での撮影など、他業界にない制約があります。これらをどう進めるかを具体的に説明できる会社であれば、業界の経験年数だけで判断する必要はありません。

Q. 成果が出るまでどのくらいかかりますか

当社では、3ヶ月で兆しが見え、6ヶ月で応募につながると考えています。最初の3ヶ月は投稿が続く体制を作る期間で、応募がないことを問題視しません。4ヶ月目以降は採用ページへの遷移など、見た人の動きを確認します。直近の欠員補充には間に合わないため、別の手段と並行してお考えください。

Q. 施設側は何をする必要がありますか

撮影日の調整、出演する職員への声かけ、当日の案内役の確保、そして公開前に内容を確認する担当者を決めることです。ここを誰が担うかが決まっていないと、投稿が止まります。契約前に社内で担当を決めておいてください。

Q. まず小さく試すことはできますか

当社では、運用代行の本契約とは別のメニューとして、動画制作だけを単発でお試しいただけます。撮影の段取りが自施設で回るか、職員がカメラの前で話せるかを、長期の契約を決める前に確かめられます。実際の動画を見てから運用の判断ができるため、社内で説明する材料にもなります。

Q. どのSNSから始めるべきですか

採用を目的とするなら、まずは1つに絞って始めることをおすすめします。どの媒体を選ぶかは、届けたい年代と施設が出せる素材の種類によって変わります。媒体別の運用は介護施設のInstagram採用で4つの面をどう使い分けるか、投稿の中身は目的別の投稿ネタと年間カレンダーの作り方が参考になります。

まとめ:依頼先を選ぶときに押さえる5点

  • 比べる前に「任せたい」のか「できるようになりたい」のかを決める。 必要な契約内容が別物になる
  • 依頼先は4タイプに分け、任せられる範囲と施設側に残る作業で比べる。 料金の欄だけを並べても比較にならない
  • 介護施設では、撮影の段取りを代行会社が持っているかを確認する。 写り込みと顔出しの扱いが運用の前提になる
  • 契約前に6項目を書面で確認する。 とくに成果物の権利は、契約終了後を想定して確認する
  • 成果はフォロワー数ではなく応募で見る。 当社の支援実績では応募から入社に至るのは4人に1人程度

今日からできるのは、社内で目的・期間・窓口の3点を決めることと、見積もりを「業務範囲の欄」で並べ直すことの2つです。この2つが済んでいれば、初回の商談で確認すべき点が絞られます。

当社は医療介護福祉の法人様を100社以上支援しています。自施設に合うかを無料相談で確認する(ご相談いただけるのは、採用・職員体制づくり、ホームページやSNSでの情報発信の領域です)/SNS採用 内製・外注 判断シートを無料で受け取る

※上記の資料は、フォーム送信後にご登録のメールアドレス宛へお送りします。

監修者

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森永 大樹

エジスト株式会社 代表取締役

2018年大学卒業後、レバレジーズ株式会社に入社し、介護事業部の営業を担当。2020年に退職後、エジスト株式会社を設立し、介護・医療業界特化メディア、採用支援サービスのケアプラを運営する。

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